けんとのブログ

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阿波の関所 大阪口御番所跡

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今日は徳島は板野郡板野町大阪字ハリ71-1にある大阪口番所跡へ行ってきました。
この関所は香川県徳島県を行き来する人々に怪しい者がいないかを取り締まる
為に江戸時代に設置されていた検問場所です。

すぐそばに讃岐街道という看板があり、登山の通路があります。ここを登ってい
くと香川にでるのだと思います。今NHKでもやってる麒麟がくるにも関所を光秀
が通過するシーンがよくでてくるのですがまさにそれの徳島県バージョンです。
昔の人の移動手段は徒歩 こんな山道を通って徳島 香川を人々が行き来して藩
の警備番人が取り締まっていたようです。

で、これはなんで発見したのかというと鳴門秘帖の旅という本からです。
鳴門秘帖とは吉川英治の小説で徳島の殿様が徳川幕府を倒そうとしていた
という小説です。で、ここの場所が小説に登場していてこの本にも載っていた
から行きました。

今は普通に他県へ旅行できますが江戸時代の人は他県へ行くにも通行手形を
発行してもらって関所でそれを見せなければならない。自由の制限された時代
だったのです。

この番所跡の右奥すぐに無料パーキングがあります。ここへくるまでは道が狭い
ですが駐車場は広いのでそこへ泊めてゆっくり見学できます。