藍の館
今日は会社休みだったので徳島県は藍住町にある藍の館ってところに行ってきました。
江戸時代の徳島は藍で儲けていました。 藍っていうとなんだ?ってことになると思いますが
葉っぱです。藍という葉を乾燥させてすりつぶして発酵させたものを液状にして布の染み込ませて
青色に染め上げるというものです。
現在の服は青色でも人為的な化学合成染料なので濡れたり年月が経つとすぐに色落ちしてしまいますが
藍は微生物を染み込ませたものなので年月が経つ毎に青色が増すというすぐれものらしいです。
ここは私のような徳島県人は身近すぎてあまり入ってなくて逆に県外の人の方が訪れていると思いますが今日行ってみてびっくり。
建物から 藍生産場所 など昔がそのまま残っています。藍染体験コーナーもあります。
藍染体験場所では藍を発酵させた臭いがぷんぷん漂っていてこれがなんかリラックスできる臭い
です。
江戸時代はほとんどこの徳島県でつくられた藍の色の服が普及していました。以後、ドイツの発明家が化学染料を発明し青色が安く手軽につくれるようになったので現在では藍ってなに?っていう状況になっています。
しかしやはり手間をかけた自然の原材料で作った藍は本物という感じがします。
この藍の館 入館料300円で 500円プラスすると藍染のハンカチを作る体験コーナーに参加できます。おすすめです。
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